SEAnews 1995-12-04 ArtNo.4163

【シンガポール】トランステック・エレクトロニクスはジュロン・イーストのインターナショナル・ビジネス・パーク(IBP)に1200万Ｓドルを投じ、研究開発(R&D)センター、国際調達事務所、製造等の機能を備えた本部を設ける。
トランステックの柿本会長がＳＴ紙に語ったところによると、同社はＩＢＰを最適な立地点と判断、アジア業務の本部を設ける方針を決めた。同本部には150人が勤務、来年10月にオープンする。同社は請負生産と部品製造を主要業務としており、ＮＥＣ、ＪＶＣ、アイワ等からフロッピー・ディスク、ハイファイ、コードレス・フォーン、ＣＤ－ＲＯＭドライブの製造を引き受けるとともに、エンジニアリング・プラスチック、電線等の機械部品を製造している。
ジュロン・タウン公社出版のペリスコープによると、これまでにトランステックの他、クリエイティブ・テクノロジー、ドイツ工業貿易センター、ＥＲメカトロニクス、インフォマティクスがＩＢＰへの入居を決めている。(ST:12/2)