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2008-11-05 ArtNo.41626
◆10月の乗用車販売失速、日本車苦戦
【ムンバイ】祝祭日シーズン10月の乗用車メーカー各社の販売成績はまちまちで、Maruti Suzuki India Ltd (MSIL)とHonda Siel Cars India Ltd(HSCI)が苦戦を強いられた反面、 Hyundai Motor India Ltd(HMIL)とGeneral Motors India Ltd(GMI)は販売台数を伸ばした。乗用車(car)/多用途車(utility vehicle)/多目的車(multi-purpose vehicle)を含む乗用車輌全般の販売は9%ほど落ち込んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが11月2日報じたところによると、国内最大のカー・メーカー、MSILの10月の販売台数は5万9124台と昨年同月の6万4258台に比べ8%減少した。オールド・モデルのM800(-26%3307台)とOmniの販売が引き続き下降線を辿った他、Alto/Wagon-R/Zen/Swift等から成るA2セグメントの販売も4万3434台と、昨年同月の4万7077台に比べ7.7%のマイナス成長を記録した。輸出は4%増の5363台だった。
HMILの国内販売台数は2万9台と、昨年同月の1万8207台に比べ、10%増加、輸出を含めると66%増の4万6660台を記録した。i10の世界的成功に支えられ、輸出台数は168%増の2万6651台を記録した。HHMILのArvind Saxena上級副社長によると、金融危機さえなければ、より大きな成長ができたはずで、もし状況が改善しなければ、自動車業界は益々厳しい時代を迎えることになる。HHMILは最近タミールナド州Chennai工場に3交替制を導入、需要増に応じていると言う。
GMIの10月の販売台数は、Chevrolet Sparkの4390台等に支えられ、6465台と、昨年同月の6139台を5.31%上回った。取り分け小型車の販売が好調だった。
しかしHSCILの10月の販売台数は1476台と、昨年同月の5287台に比べ72%の落ち込みを見た。同社のTatsuya Natsume氏によると、City ZXの生産を先月停止したことと、景気後退が、売上げ減の主因と見られる。City新モデルは11月から販売が開始され、既に4000台近い予約を得ていると言う。
乗用車輌全体の10月の国内販売は12万4000台と、昨年同月の13万6000台に比べ9%ダウン、過去12~18ヶ月来最高の落ち込みを記録した。この結果、今年初7ヶ月(2008/4-10)の成長率は4%に鈍化した。
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