【チャンディガル】国営海運会社Shipping Corporation of India (SCI)は向こう5年間に200億米ドルを投じ、現在500万積載重量トン(DWT)の船団規模を2倍に拡大することを計画している。
インディアン・エクスプレスが11月2日報じたところによると、SCIのS Hajra会長は、Doehle Danautic India private Limitedが10月31日主催した催しの会場で同紙に以上の計画を語った。それによると、SCIの船団は現在81隻だが、69隻を追加する計画で、内29隻は発注済み。別に40隻の購買入札を既に募集している。
インドの国際貿易は量的に95%、額で70%が海上輸送に頼っている。地元海運会社は80年代半ばには、インド国際貿易輸送業務の40%以上のシェアを握っていたが、今では12%に縮小している。
国内海運業界は、外国同業界との平等な競争環境が維持されていないため、長期にわたり成長が停頓している。世界的に海運業界が負担する税率は0.5~1%だが、インドの税率は9%以上に上っている。またインド国際貿易に関わる海上輸送の優先権は地元海運会社に与えるべきだと言う。