【ニューデリー】深刻な資金不足に陥ったインド航空業界は22日、政府による救済パッケージを手に入れた。これには航空燃料費の6ヶ月延べ払いが含まれる。
インディアン・エクスプレスが10月27日報じたところによると、Murli Deora石油天然ガス相によりこの日招集された会議には、Praful Patel民間航空相、インド航空会社連盟(FIA:Federation of Indian Airlines)代表、航空各社のトップが出席、航空会社の救済と石油会社の債権回収を確保するためのパッケージが合意された。同パッケージの下、航空会社は未払いの航空燃料費合計2962クロー(US$6.12億)を6等分し、2009年3月までに6回に分けて石油会社3社に返済する。航空燃料費の支払い期限は、2009年3月までの間、現在の60日から、暫定的に90日に延長される。また現在1ヶ月ごとに見直されている航空燃料価格は、2週間ごとに見直されることになった。会議では、Air Indiaから提出された従業員に無給休暇をオファーする案も検討されたが、非難や異論が続出したと言う。