【チェンナイ】国営企業3社-Nuclear Power Corporation of India Ltd(NPCIL)/Bharat Heavy Electricals Ltd(BHEL)/National Thermal Power Corporation Limited(NTPC)-は合弁会社を設け、国産核反応炉を輸出する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月24日報じたところによると、Jairam Ramesh国務相(商工電力担当)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、インドは220MW(メガワット)の発電が可能な小型核反応炉13基を擁する。これらはインドが過去30年間に独自の計画に基づき設計開発したもので、この種のサイズの核反応炉を商業用途に製造する技術を保持するのは、あるいはインドだけと見られる。そして小規模な電力網を有する少なからぬ国が、この種の小型核反応炉に関心を抱くものと予想される。
インドが自由に核貿易を行うことができるようになった今、国産核反応炉をそれ自身のものとして建設したNPCILは、BHEL及びNTPCと手を携え、今年末までに合弁会社を設立、国産技術の海外市場を開拓する方針を決めた。
一方、NPCILは、NTPCと別の合弁会社を設け、1000~1600MWの輸入反応炉を国内に建設する。政府は、この種の輸入反応炉の建設を通じ、4万MWの発電能力を追加する方針を発表しており、フランス、ロシア、米国のサプライヤーと関係交渉を進めていると言う。