2008-10-27 ArtNo.41586
◆Alliance Media、宮崎フィルム11編の配給権獲得
【ムンバイ】Alliance Media & Entertainment Pvt Ltd(AME)のSunil Doshi重役(CEO)は、スタジオジブリと1000万米ドル相当の契約に調印、宮崎フィルム11編のインドにおける放映権を手に入れた。
ビジネス・スタンダードが10月24日伝えたところによると、『風の谷のナウシカ』、『魔女の宅急便』、『耳をすませば』、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』は『Junior』ラベルでAMEにより独占配給される。Bheja FryやMixed Doubles等のヒット・フィルムの制作者として知られるDoshi氏は、英語の他、ヒンディー語、タミール語、テルグ語等、ローカル言語による吹き替えを行い、メトロ(人口100万以上の都市)以外の地方都市でもできるだけ多くの入場者の獲得を目指す。
AMEは、日本製アニメ・フィルムの他、スカンジナビアや北米製のコンテンツも児童向けに公開する計画だ。
Doshi氏は向こう8ヶ月間に児童向けフィルムの制作に着手する他、2009年1月にはフランス制アニメのAzurとAsmarの公開も予定している。
Doshi氏によると、AMEは毎月1本のアニメ・フィルムを公開、また毎年1本の割合で児童向けフィルムを制作する。
AMEは、複合映画館と提携し、最低70ルピーの特価チケットを用意、週末の早朝に子供とティーンエイジャー向けフィルムを放映する。メトロから始め、徐々に地方都市にまで拡大する。
AMEは、『Junior』ラベルを用いてテレビジョン番組の配給やホームビデオ、映画関連グッズの販売も準備していると言う。
|