【チェンナイ】トヨタ自動車(50%)/トヨタ輸送(17%)/フジトランスコーポレーション(33%)の合弁に成るトヨフジ海運株式会社は、インドに専用のカー・ターミナルを設けることを計画している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月21日伝えたところによると、トヨフジ海外事業部のKazuaki Makino氏やトヨタの幹部を含む代表団が20日、タミールナド州のChennai Port Trust(CPT)オフィシャルと会談、専用カー・ターミナルの設置問題を話し合った。同代表団は事業化調査のため、タミールナド州Ennore港、マハラシュトラ州Mumbai港、タミールナド州Tuticorin港等、インド国内の様々な港湾を視察する予定だ。
トヨフジは2011年までにトヨタばかりでなく全てのカー・メーカーのインドにおける車輌の輸出入業務を手がけることを計画している。これには、カー・ターミナルの経営/車輌の海上輸送/荷役作業/陸送業務が含まれ、潜在顧客にはトヨタや日産を含む自動車メーカーが含まれる。
CPTオフィシャルは、トヨフジの提案を検討する考えを明らかにした。CPTは目下、BOT(build, own and transfer)方式により、数階建てのパーキングヤードを建設することを検討中で、コストは24.90クロー(US$513万)と見積もられると言う。