【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は14日、投資信託の流動性需要に銀行が応じられるよう、2万クロー(US$41.24億)を上限に年利9%の『スペシャル14日レポ(special 14 day repo)』を導入する方針を決めた。
デカン・ヘラルドが10月15日報じたところによると、中央銀行は銀行体系に6万クロー(US$123.71億)の流動性を注入後、次のステップとして償還問題に直面する投資信託の救済に乗り出した。これを受けてインド銀行協会(IBA)は、投資信託業界と協議し貸出金利を設定。投信会社は預託証券(CD)を担保に、銀行融資を受ける。P Chidambaram蔵相によると、IBAのT S Narayanaswamy会長は、銀行界及び投信業界と協議し、投信業界に対する最適な貸出金利を設定すると言う。