2008-10-15 ArtNo.41539
◆国営石油3社、国内航空会社に燃料掛け売りの清算要求
【ニューデリー】資金繰りの困難に直面する国営石油マーケッティング会社3社-Indian Oil Corporation/Hindustan Petroleum Corporation/Bharat Petroleum Corporation-は、国内国空会社に対し、引き続き航空燃料(ATF)をクレジット方式で購入することを望むなら10月22日までにこれまでの未払い分を清算するよう求める連名の督促状を送付した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月13日伝えたところによると、仮に航空会社が期日までに負債を清算しない場合には、石油3社はこの種の航空会社にはキャッシュ&キャリー・ベースでATFを販売する方針だ。当初、清算の期限は10月14日だったが、その後同期限は2週間繰り延べられたと言う。
これら石油3社は国内線及び国際線航空会社に年間合計450万トンのジェット燃料を販売している。
石油会社筋によると、石油3社は既存クレジット方式の航空燃料供給システムが引き続き続けられるよう、所定のクレジット期間を超えて支払いを滞らせているものに対して滞納額の清算を求めた。他の大口ディーゼル油顧客に対しても同様の請求を行っており、これにより石油会社は直面する金融逼迫を乗り切ることができると言う。
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