2008-10-13 ArtNo.41530
◆インド航空会社連盟、US$10億救済パッケージ要請
【ムンバイ】インド航空会社連盟(FIA:Federation of Indian Airlines)は、搭乗客の減少、コスト・アップ、業界全般を通じた資金繰りの困難を克服するため、政府に財政措置や規制緩和を含む10億米ドルの救済パッケージの実行を求めた。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが10月9/11日報じたところによると、救済パッケージには、3年間元金据え置き無利子ローン、販売税/5.15%の関税/8.54%の消費税が免除される申告製品カテゴリー(declared goods category)に航空燃料を含めること、航空部品に対する免税もしくは減税措置、国内線航空機の着陸料/路線料/誘導料の24ヶ月50%割引、空港サービス料の現状レベルでの凍結が含まれる。
民間航空会社のトップらは最近総理府に赴き以上の要請を行ったが、政府筋によると、要求の一部は政府に受け入れられるものと見られる。これは世界的金融危機の影響が顕在化する中で業界ぐるみで政府に救済措置を求めた最初の事例と言える。
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