2008-10-08 ArtNo.41506
◆Tata Motors、小型車計画の西ベンガル州撤収決定
【コルカタ】西ベンガル州Singurにおける超小型車Nanoの製造計画を発表してから28ヶ月を経、既に同地に1500クロー(US$3.19億)を投じたTata Motors Ltd(TML)は3日、NanoプロジェクトをSingurから撤収させる方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが10月4日報じたところによると、タタ・グループのRatan Tata会長は、この日西ベンガル州のBuddhadeb Bhattacharjee首席大臣と会談後記者会見し、以上の決定を明らかにした。それによると、プロジェクト・サイトでは8月末以来、Mamata Banerjee女史に率いられる野党や住民の騒擾が頻発、従業員、納入業者、工事請負業者の安全も脅かされている。このため、やむなく撤収を決めた。3~4州から代替地の提供や誘致提案を受けているが、移転先はなお未定という。
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