1995-02-07 ArtNo.415
◆<星>ワールド・トレード・センター、テナント総入れ替え?
【シンガポール】ジャーディン・マセソン・グループ傘下の複数の運輸関連企業が、5月に移転する貿易開発局(TDB)に代わってワールド・トレード・センター(WTC)に入居することになった。
来年初には関税局オフィスもWTCからトムソン・ロードとニュート・ロードの交差点に新築中の24階建てハイテク・オフィス・ビル、レビニュー・ハウスに移転する。ジャーディンはWTC10階の2万5000平方フィートのオフィス・スペースを借り受けることにより、子会社のジャーディン・シッピング・エージェンシーズ、ジャーディン・インターナショナル・ムーバーズ、ジャーディン・フレート・サービシズ・シーフレート、ジャーディン・スターライン・マネージメント、シーロード・シッピング・エージェンシーズ、ジャーディン・シップブローカーズ、ジャーディン・オイル・シッピングが同じ屋根の下に入居できる上、港湾施設も隣接しているため、便利さが増す。同グループは改装工事が完了するのを待って8月末に入居する計画だ。現在TDBはWTCの3階と10階に合わせて5万7000平方フィートのスペースを借り受けており、関税局オフィスもほぼ同じ広さを占めているが、WTCスポークスマンは新規テナントを誘致する十分な時間的ゆとりが有り、またオフィス・スペースを小売りスペースに転換することも検討しているとしている。(ST:2/6)
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