2008-10-03 ArtNo.41498
◆Hindujas、電力事業にUS$150億投資準備
【パリ】ロンドン拠点の複合企業Hindujaグループは、インドにおける電力事業に150億米ドルを投資、全国送電網に1万MW(メガワット)の電力を供給する計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月1日報じたところによると、フランス企業運動MEDEF/インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)/インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)がこのほどパリで共催した『インド欧州連合(EU)ビジネス・サミット』の席上、Hinduja Group of CompaniesのGopichand P Hinduja社長とNader Hakimi財務担当重役は、以上の計画を明らかにした。それによると、世界32カ国にプレゼンスを有するグループはインドのインフラ部門への投資を進めている。これらには、アンドラプラデシュ州における1000MWのプロジェクトやタミールナド州における4000MWのプロジェクトが含まれる。しかし、インド政府はメガ・プロジェクトの認可手続きの透明さと信頼度を一層高める必要がある。認可手続きにはタイムリミットを設け、プロジェクトの遅延を回避せねばならないと言う。
インドのインフラ産業には、向こう10年間に1兆5000億米ドルの投資が見込まれており、これは、インドの今日の国内総生産(GDP)の1.5倍に相当する。インド政府は最近、第11次五カ年計画期間に追加する発電能力の目標を7万8577MWから9万MWに上方修正した。
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