2008-10-03 ArtNo.41497
◆Suzlon子会社、グリーン・エネルギーにUS$50億投資
【ムンバイ】Suzlon Green Power(SGP)は向こう5年間に50億米ドルを投じ、主にインドと中国で3500MW(メガワット)の再生可能エネルギーを生産する計画だ。
ビジネス・スタンダードが9月26日報じたところによると、Suzlon EnergyのTulsi Tanti会長兼MDは最近ニューヨークで催された『2008 Clinton Global Initiative』の席上、以上の計画を明らかにした。Suzlonの新聞発表によると、Tanti会長が所有する未公開会社SGPは、50億米ドルの投資中15億米ドルを自己資本で賄う。SGPは既存の再生可能発電設備や再生可能発電プロジェクトの買収を通じ資産基盤と収入基盤を構築するとともに、地球規模の温暖化や気候変動の問題解決を目指す。SGPのビジネス・モデルは、長期的にグループ全体の垂直的事業統合化やビジネス価値の構築にも役立つ。SGPは直接に1000人、間接にその何倍もの就業機会を創出、年間700万トンの二酸化炭素排出量削減に貢献する。
一方、Suzlonは、ポルトガルの不動産会社Martiferが保持するSuzlon子会社REpower Systemsの持ち分を買い取るため、株主割当を通じて1800クロー(US$3.99億)を調達する。Suzlonがボンベイ証券取引所(BSE)に報告したところによると、Suzlon Energy取締役会は9月27日の会議で同株主割当発行問題を協議したようだ。Suzlonは9月初めドイツ企業REpower Systemsの22.48%の株式をMartiferから1744クロー(US$3.87億)で買い取り、REpower Systems持ち分を90%に引き上げた。
Suzlonは、外貨建て転換社債(FCCB:foreign currency convertible bond)、国際預託証券(GDR:global depository receipt)、その他の証券の発行を通じ5000クロー(US$11.08億)を調達することに対する株主総会の承認も既に得ている。
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