SEAnews 2008-09-29 ArtNo.41480

【ニューデリー】インド政府は、半導体ファブ及びエコシステム・ユニット奨励制度の下、過去2ヶ月間に新たに3件、総額5万5000クロー(US$121.897億)の太陽光発電モジュール製造プロジェクト申請を受理した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月22日伝えたところによると、民間航空省のM. Madhavan Nambiar次官はこのほど以上の消息を語った。半導体政策の立案に参画した同氏は今月初に情報技術(IT)局特別次官から現ポストに異動した。上記3件のプロジェクト申請は、それぞれEPV Solar／Vavasi Telegence／Lanco Solarにより提出されたもので、①Vavasi Telegenceは、太陽電池及びポリシリコン・ユニットに3万9000クロー(US$86.44億)を、②EPV Solarは太陽電池ユニットに4000クロー(US$8.87億)を、③Lanco Solarは太陽電池及びポリシリコン・ユニットに1万2938クロー(US$28.67億)を、それぞれ投資する。
一方、これらのプロジェクトを技術的観点から審査する専門委員会の最初の会議が開かれた。半導体の製造やその他のマイクロ及びナノ・テクノロジー産業への投資を促進することを目指し、昨年発表された特別奨励パッケージ・スキーム(SIPS:Special Incentive Package Scheme)は、最先端の技術に照準を合わせており、従って専門家によるインプットの有無がプロジェクト評価の最も重要なポイントになる。
これまでにSIPS下に承認されたプロジェクトには、①Videocon IndustriesのLCDファブ8000クロー(US$17.73億)、②Reliance Industriesの半導体ファブ1万8521クロー(US$41.05億)、③Solar PV space include Moser Baer PV Technologies 6000クロー(US$13.30億)、④Titan Energy Systems5880クロー(US$13.03億)、⑤KSK Energy Ventures3211クロー(US$7.12億)、⑥Signet Solar9621クロー(US$21.32億)、⑦Reliance Industries1万1631クロー(US$25.78億)、⑧Phoenix Solar India1200クロー(US$2.66億)、⑨Tata BP Solar India1693クロー(US$3.75億)、⑩Solar Semiconductor1万1821クロー(US$26.20億)、⑪TF SolarPower2348クロー(US$5.20億)が含まれ、上記3件を加えると、合計14件、総額13万6000クロー(US$30.14億)弱になる。