2008-09-24 ArtNo.41471
◆EPV SOLAR、ケララ州にソーラパネル工場建設
【コーチ】米国ニュージャージー州に本部を置く薄膜ソーラ・モジュール及び太陽光発電システム製造業者EPV SOLAR, Incは、ケララ州Kochi拠点のNeSTグループ企業NeST Hi-Tek Park Private Limited(NHTP)と、ソーラ・パネル製造施設を設ける覚書を交換した。
ザ・ヒンドゥーが9月19日、NHTP社の発表を引用し報じたところによると、新工場は、NeSTとKerala Industrial Infrastructure Development Authority (Kinfra)がKochiに共同開発した工業団地内に設けられる。年間製造能力は向こう4年間に3段階に分けて420MW(メガワット)まで拡大され、最終的に4000人が雇用される。完全出資子会社のEPV SOLAR IndiaはEPV SOLAR Incのアジア地域本部を務める。
国際航路上に位置するKochiは地理的に有利な条件を備えており、Vallarpadam Islandに設けられた国際コンテナ積み替えターミナル(International Container Trans-shipment Terminal)が間もなく稼働すると、国際市場向けの大量生産が可能になる。
NeSTグループはケララ州政府からリースした30エーカーの土地の内20エーカーにハイテク工業団地を開発した。これまでに少なからぬ同様のプロジェクトを手がけて来たNeSTグループは、EPVのような投資家をさらに多く誘致する他、ソーラ発電業者の誘致も計画していると言う。
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