【ニューデリー】ソーラ・パーワー・プロジェクトを促進する狙いから、国営農業農村開発銀行(Nabar:National Bank for Agriculture and Rural Development)は、ソーラ照明装置示範プロジェクト20件の50%のコスト負担を引き受ける。
インディアン・エクスプレスが9月18日伝えたところによると、Nabarはまた地方農村銀行や協同組合銀行が手がける啓蒙活動やクレジット・キャンプを支援する。
Nabardは、ウッタルプラデシュ州LucknowのAryavart Gramin Bankが進めるソーラ家庭照明システム(SHLS:Solar Home Lighting System)普及計画の成功に学ぶよう呼びかけている。同スキームの下、TATA Power Company LtdとBP Solarの合弁に成るTata BP Solar India Ltd(TBSIL)はVenus Solar Home Lighting Systemを約2万世帯に据え付けた。同システムの価格は15%の頭金を含め1万3520ルピー(US$299)。Aryavart Gramin Bankは6月30日までに2万37件、総額23.04クロー(US$511万)の据え付け工事を承認した。この内1万915件の工事が完了しており、同行はこれまでに同スキーム関連ローン10クロー(US$222万)以上の貸付を実行したと言う。