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2008-09-08 ArtNo.41416
◆インフレ12.34%に連続2週間鈍化
【ニューデリー】卸売物価指数(WPI)を基準にしたインフレ率は、8月23日までの1週間に12.34%を記録、前週の12.4%に比べ僅かに鈍化した。連続2週間の鈍化は、主に食品価格と燃料価格の下降に伴うもの。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが9月5日報じたところによると、インフレ率は2週間前に16年来最高の12.63%を記録した後、ここ2週間は減速する兆しを見せている。とは言えWPIそのものは、前週の240.2から240.3に僅かに上昇した。昨年同期のインフレ率は3.94%だった。
信用格付け会社Rating Information Services of India Ltd(CRISIL)のDharmakirti Joshi主任エコノミストによると、1日の国際原油価格は1バレル106米ドルと、ここ5~6週間に40米ドル近く下降した。こうした原油の値下がりは、向こう数週間のインフレ動向に反映される見通しだが、ルピーの対米ドル相場も下降している。
価格グループ別に見ると、前週に比べ一次産品グループ指数は0.4%、食品グループ指数は0.8%、それぞれ下降したが、非食品グループ指数は0.4%、基礎金属/合金/金属製品グループは0.4%、運輸機器/同部品グループは0.2%、それぞれ上昇、燃料/電気/照明/潤滑油グループは前週と同水準を維持した。
昨年同期比では、必需品30品目が6.9%(7.24%)、一次産品グループが10.79%(11.63%)、食品グループが6.04%(7.77%)と、何れも前週の上昇率(括弧内数字)を下回ったが、製造製品グループは11.28%(11.02%)と、前週の延びを上回った。
6月28日までの1週間のWPIはこれ以前に発表された238.1から238.4に、インフレ率も同11.89%から12.03%に、それぞれ上方修正された。
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