【ニューデリー】西部貨物専用鉄道(Western Dedicated Freight Corridor)第1期プロジェクトの調整作業は、原案に約20カ所の変更を加え、完了した。
エコノミック・タイムズが9月5日伝えたところによると、鉄道省オフィシャルはこのほどPTI通信に以上の消息を語った。それによるとハリヤナ州Rewariとマハラシュトラ州Jawaharlal Nehru Port Trustを結ぶ西部貨物専用鉄道の全長は1426キロで、この内Rewari-Vadodara間が第1期分として建設される。
第1期工事コストの85%の融資を引き受けた国際協力銀行(JBIC:Japan Bank for International Corperation)は目下環境と社会に対する影響を調査しており、今年11月までに調査報告書を提出する見通しだ。その後JBICとの間でローン契約が結ばれる。第1期工事のコストは2万5000クロー(US$58.55億)と見積もられる。
住民や施設の大規模な移転を回避するため人口密集地等は迂回する必要があり、全長917キロの第1期分路線計画に修正を加えるのは、やむを得ない措置である。ハリヤナ州Rewari-グジャラート州Vadodara間の複数の混雑地域や鉄道交差点における路線に変更が加えられ、Bangugram/Makrena/Mahesana/Palanpur/Marwar/Phurela等の人口密集地は迂回措置がとられたと言う。