SEAnews 2008-09-05 ArtNo.41404

【ニューデリー】石油製品やエンジニアリング製品の海外における需要が伸びたのに加え、ルピーの対米ドル相場が急速に下落したことが幸いし、2008年7月の輸出は163億4000万米ドルと、昨年同月の124億5000万米ドルに比べ、米ドル建てで31.2％、ルピー建てで39.1％の成長を見た。
ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが商工省の発表を引用し9月1／2日伝えたところによると、7月の輸入は271億4000万米ドルと、昨年同月の183億3000万米ドルに比べ米ドルだ建てで48.1％、ルピー建てで57％増加した。内、石油輸入は昨年同月の56億米ドルから94億8000万米ドルに、米ドル建てで69.3％増加、非石油輸入は同127億3000万米ドルから176億6000万米ドルに同38.7％増加した。
この結果7月の貿易赤字は昨年同月の58億7000万米ドルから107億9000万米ドルに83％拡大した。
今年初4ヶ月(2008/4-7)の輸出は前年同期の474億8000万米ドルから591億9000万米ドルに米ドル建てで24.6％、ルピー出てで27.6％、増加した。
年初4ヶ月の輸入は同748億4000万米ドルから1004億1000万米ドルに、米ドル建てで34.2％、ルピー建てで37.3％、それぞれ増加した。内石油輸入は同225億9000万米ドルから350億米ドルに54.9％増加、非石油製品輸入は同522億4000万米ドルから654億1000万米ドルに25.2％増加した。
この結果、年初4ヶ月の貿易赤字は昨年同期の273億5000万米ドルから412億2000万米ドルに膨張した。