【ムンバイ】国内第2のアルミ精錬会社国営National Aluminium Co Ltd (Nalco)は、創業以来かつてない積極さで、国内と国外における事業の拡張及び多角化を進め、他の鉱物資源の探査・開発事業への進出も図っている。
インディアン・エクスプレスが9月1日伝えたところによると、目下内外で合計4万1500クロー(US$97.19億)の新規プロジェクトを展開しているNALCOは、鉱業省に対し国内及び海外においてボーキサイト以外の鉱物の探査開発を手がける計画を説明した。やはり国営企業のNational Mineral Development Corp(NMDC)が、世界的鉱山会社Rio Tintoと合弁を組み、国内及び海外の鉱物探査開発に本腰を入れて乗り出したのと、軌を一にしている。消息筋によると、NALCOの動きは、まだ初歩的なもので、外国企業と合弁を組むか否かも不明だが、鉱業省オフィシャルは「市場環境が急速に変化する中では、革新性と、積極的な多角化努力を維持する必要がある。当然、リスクも伴うため、余りに性急で皮相的な事業の拡張は避けねばならない」と指摘した。