2008-08-27 ArtNo.41361
◆Bara発電事業に発電所と送電網の一括請負方式採用
【ラクナウ】ウッタルプラデシュ電力監督委員会(UPERC:Uttar Pradesh Electricity Regulatory Commission)は22日、Prayagraj Power Generation Company (PPGCL)が国際競争入札を通じ、1980MW(3x660-mw)のPrayagraj超臨界圧火力発電所のBOOM(build, own, operate and maintain)契約とAllahabad県Bara-Mainpuri間に765Kv一回線送電線を2本敷設する工事契約を一括発注することを認めた。
インディアン・エクスプレスが8月23日報じたところによると、PPGCLはプロジェクトを進めるために設けられた特別目的会社(SPV:special purpose vehicle)。これまで一般に、発電所の建設と付属する送電線の敷設工事は、別々の企業に発注されており、一括して一企業に発注されるのは、恐らくインドでは初めてのこと。
UPERCのVijoy Kumar委員長によると、州政府は、発電所が建設されたのに、送電網が完成していないと言った事態を回避するため一括発注方式を希望した。このためUPERCはテスト・ケースとして例外的にこの種の方式を認めたと言う。
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