2008-08-20 ArtNo.41335
◆インド企業、上半期にUS$2341.9億拡張計画発表
【ニューデリー】インド企業は、世界的な景気後退の兆しにも動じることなく、今年上半期(2008/1-6)に10兆ルピー(US$2341.92億)以上の拡張計画を発表した。同額はそれに先立つ6ヶ月のほぼ2倍にのぼる。
エコノミック・タイムズが8月17日報じたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)は、このほど以上の調査結果を発表した。それによると2007年7-12月に発表された拡張計画の額は5兆6785億1000万ルピー(US$1329.86億)、これに対して2008年1-6月のそれは10兆5095億ルピー(US$2461.24億)にのぼった。
イ査対象とされた24州の中では、アンドラプラデシュ州、マハラシュトラ州、オリッサ州、ラジャスタン州、西ベンガル州が投資地番付トップ5にランクされ、中でもマハラシュトラ州が最高の12万65クロー(US$281.18億)を記録した。主要な投資領域には電力、不動産、自動車、港湾、海運が挙げられる。
企業別ではTata Powerが向こう5年間に2万5000クロー(US$58.55億)を投じ1万2861MW(メガワット)の発電設備を増設する計画が最大で、Reliance Industriesが向こう10年間に2万1666クロー(US$50.74億)を投じて半導体及びマイクロテクノロジー設備を設ける計画がこれに続いた。
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