2008-08-13 ArtNo.41311
◆Bharti Wal-Mart、パンジャブ州に1号店計画
【ニューデリー】Bharti Wal-Mart Private Limited(BWMPL)は2009年第1四半期までにキャッシュ&キャリー卸売りショップ1号店をパンジャブ州にオープン、2009年内に3~4店、7年内に10~15店にチェーンを拡大、約5000人を雇用する計画だ。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが8月9/13日伝えたところによると、Wal Mart India社長も務めるBWMPLのRaj Jain重役(MD兼CEO)はこのほど以上の計画を語った。それによると、パンジャブ州Patiala県Banurに10万平方フィートのディストリビューション・センターを既に設置、最寄りのキャッシュ&キャリー・チェーン店に商品を配送する準備を整えている。キャッシュ&キャリー店舗は5万~10万平方フィートで、果実、野菜、穀類、雑貨、文房具、衣料、耐久消費財、その他の一般商品を取り扱う。
これらのチェーン店は、Kiranaストア等の小規模小売り業者、フルーツ/野菜再販業者、レストラン等 ノ様々な商品を供給、国内の流通網を効率化し、農民や小規模製造業者を支援する。BWMPLはサプライヤーの銀行・金融機関へのアクセスも支援する。この種のサプライヤーはWal-Martの認定証を所持することにより、銀行からの借入が容易になる。とは言え返済保証は行わない。BWMPLはまた教育センターを設け、小売りビジネスに必要な人材を育成することも計画している。
キャッシュ&キャリーはインドでは新しいコンセプトのため、技術/ノーハウが確立しておらず、様々な問題が存在する。最近の不動産価格の高騰もハードルの1つで、取り分け北部では深刻な問題になっている。
Wal Martは現在1500クロー(US$3.51億)の商品をインドで調達しており、パンジャブ州やハリヤナ州の製造業者と購買交渉を進めている。このため調達量は今後一層拡大する見通しと言う。
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