【ニューデリー】インドの2008年6月の輸出額は146億米ドルと、2007年6月の118億米ドルに比べ23.5%成長した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが8月2日、商工省商務部(Department of Commerce)商事情報統計総局(DGCI&S:Directorate General of Commercial Intelligence and Statistics)の暫定統計数字を引用し報じたところによると、ルピー建てでは6月の輸出は6万2790クローと、前年同月の4万8400クローに比べ29.7%増加した。
輸入は同期に194億2000万米ドルから244億5000万米ドルに米ドル建てで25.9%、ルピー建てでは32.2%、増加した。内石油輸入は同58億9000万米ドルから90億3000万米ドルに53.4%、非石油輸入は同135億3000万米ドルから154億2000万米ドルに13.9%、それぞれ増加した。
今年第1四半期(2008/4-6)の輸出は前年同期の350億3000万米ドル/14万4358クローから428億4000万米ドル/17万8480クローに米ドル建てで22.3%、ルピー建てで23.6%、増加した。第1四半期にはルピーの対米ドル相場が5%以上さがったため、ルピー建てでも二桁成長が回復した。
今年第1四半期の輸入は前年同期の565億米ドルから732億7000万米ドルに29.7%、内石油輸入は同169億9000万米ドルから255億2000万米ドルに50.2%、非石油輸入は同395億1000万米ドルから477億4000万米ドルに、20.9%、それぞれ増加した。
この結果第1四半期の貿易赤字は前年同期の214億7000万米ドルから304億2000万米ドルに42%増加した。