SEAnews 2008-07-28 ArtNo.41255

【アーマダバード】原油価格の高騰を背景に電動車両の販売が好調なことから、電動車両メーカーは今会計年度の売上げが3倍に拡大するものと期待している。
エコノミック・タイムズが7月25日報じたところによると、電動車両の販売は今年に入って以来60％近い成長を遂げており、300クロー(US$7026万)のインド電動車両市場は新生命を吹き込まれた感がある。Electrotherm (India)、Hero Electric、多国籍企業Ultra Motorを含む電動車両メーカーは、この好機を最大限に利用すべく全力を傾注している。
Electrothermの電動バイクYOBykeの販売台数は2008年3－4月の間に月間1200台に落ち込んだが、6－7月には月間2500台にアップした。同社は2007－08年を通じてYOByke2万台を販売、46クロー(US$1077万)の売上げを実現したが、2008－09年には6万台の販売を目指している。
インド全体では2008年6－7月に9400台近い電動車両が販売された。アナリストらによると、月間販売台数は同期間に3000台から4500台に拡大した。原油の高騰が続けば、2010年までに電動車両の年間販売台数は50万台に達するものと予想されると言う。