【ニューデリー】今年7月12日までの1週間のインフレ率は11.89%と、前週の11.91%に比べ僅かに減速した。インフレ率の鈍化は今年5月以来初めてのこと。
デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが7月25日伝えたところによると、とは言え、卸売物価指数(WPI)は239と前週の238.7を依然上回っており、物価の上昇基調は依然持続している。また中央銀行Reserve Bank of India(RBI)が許容範囲とする5%のレベルを依然大きく上回っているため、RBIが7月29日の月例金融政策見直しに際して一層の引き締め措置を講じるのではないかと予想されている。
昨年同期のインフレ率は4.76%だった。また5月19日までの1週間のインフレ率はこれ以前に発表された8.10%から8.66%に上方修正された。