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2008-07-23 ArtNo.41241
◆インフレ鈍化の兆し?
【ニューデリー】卸売物価指数(WPI)をベースにしたインフレ率は7月5日までの1週間に11.91%を記録、13年来の最高水準を維持したが、前週の11.89%に比べると、上昇幅は僅かで、政府は一息ついたものと見られる。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが7月18日報じたところによると、エコノミストらは、インフレが12.05%に達すると予想していたが、12%の大台は超えなかった。しかし中央銀行が許容限度とする5.5%を連続21週間上回り、1995年以来の高水準を維持、上昇基調も保っている。
商工省は今年5月10日までの1週間のインフレ率も、これ以前に発表された7.82%から8.57%に上方修正したB
大蔵省によると、2008年6月28日までの1週間の必需品(essential commodities)30品目のインフレ率は5.74%と、1週間前の5.98%から鈍化した。
中央銀行は6月に短期ローン金利の指標とされるレポ・レートを2度にわたり引き上げ、6年来最高の8.5%に設定、支払準備率CRR(Cash Reserve Ratio)も8.75%に高めたが、アナリストらは中央銀行が7月29日の月例金融政策見直しに際して、短期貸出金利と法定準備率をさらに引き上げるのではないかと予想している。
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