【ニューデリー】今年6月の商用車(トラック/バス)の国内販売台数は4万324台と、昨年同月の3万5518台に比べ13.53%増加した。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月10/11日、インド自動車製造業者連盟(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の統計を引用し伝えたところによると、中・大型商用車の6月の販売台数は昨年同月比8.47%増の2万1755台、軽商用車のそれは同20.08%増の1万8569台を記録した。軽商用車の販売は1トン以下のセグメントにより牽引された。
Asia MotorWorks LtdのR. C. Mangal上級副社長は、「購入ローンの利用が困難なことから小売りレベルの販売は極めて低調で、にも関わらず8%以上の成長が記録されたのは驚き」と指摘した。同氏によると、車輌の値上がりと燃料コストの急騰で運輸業界は深刻な打撃を受けていると言う。
今年初3ヶ月(2008/4-6)の商用車販売台数は10万9485台と、昨年同月の9万9901台に比べ10%の成長を見た。
今年6月の自動三輪車販売台数は昨年同月の3万1161台から2万9804台に4.35%ダウン、年初3ヶ月のそれは、同8万5718台から8万5409台に微減した。