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2008-07-14 ArtNo.41209
◆インテル、インド保健領域にUS$400億投資
【コルカタ】チップセット製造業者としてのイメージ脱却を目指すIntel Corpは、インド情報技術(IT)企業と提携しインドにおける保健領域の様々なイニシアチブに400億米ドルを投資、エンド・ツー・エンドの保健関連ITソリューションを創造する計画だ。
インディアン・エクスプレスが7月9日報じたところによると、インテルは手始めにアンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のKarishma Software Ltd(KSL)と提携、後者が開発した40~240床の病院向け総合情報管理システム『Jeeva』の市場開拓に乗り出す。インテルは、中国のパーソナル・コンピュータ(PC)メーカーLenovoと共にハードウェアの納入据え付けを引き受ける。システムの据え付けコストは250万~650万ルピー(US$5万8548~15万2225)。
インテルのインドにおけるヘルス・ビジネスを担当するAtul Bengari氏によると、同社は過去6ヶ月にわたりマザーボードの規格(form factor)/冷却装置/処理速度等の開発に取り組んできた。ITを導入することによりインド保健産業の自動化は加速し、院内薬局の在庫量は25~45日分から16~21日分に縮小すると言う。
KSLのR Guru Moorthy重役(ED)によると、西ベンガル州Kolkata、ウッタルプラデシュ州Lucknow、マハラシュトラ州Pune、タミールナド州Coimbatore等では多くの中規模病院が急成長している。インドの40~240床の病院は年率20~25%の成長を遂げている。病院の総収入に占めるIT支出の比率は世界的に3~4%であるのに対して、インドではまだ1%にとどまっているが、大きなボリュームと高い成長率で同ギャップを埋め合わすことができる。2008年を通じて12~18件の契約獲得を目指しており、15~20クロー(US$351万-468万)の売上げを見込んでいると言う。
インテルはまた、患者の記録を検索できるソフトウェアを装備した『移動臨床補助』と称する医師向けタブレットPCを発売するため、ハードウェア企業と共同研究を進めていると言う。
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