2008-07-14 ArtNo.41208
◆ダイキン、来年9月までにラジャスタン工場の操業開始
【ニューデリー】ダイキン工業が完全出資するDaikin Air conditioning India Pvt Ltd(DAIPL)は9日、ラジャスタン州Alwar県Neemrana村New Industrial Complex Majrakathにおいてエアコン工場の起工式を催した。新工場は2009年9月までに稼働する予定。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月9/11日、DAIPLの林俊樹社長(MD)の言として報じたところによると、第1期計画では160クロー(US$3746万)を投じ、ラジャスタン州工業開発投資公社(RIICO:Rajasthan State Industrial Development & Investment Corporation Ltd)から割り当てられた40エーカーの土地に床面積16万平米、300人雇用の新工場を設ける。同工場ではビル用マルチ・エアコン可変冷媒流量制御(VRV:Variable Refrigerant Volume)システムが年間2万ユニット、チラー(大型空調熱源機器)が同1800万ユニット製造される。昨年400クロー(US$9368万)の年商を実現したDAIPLの過去3年間の複合年間成長率(CAGR)は約35%で、2010年には売上げ1100クロー(US$2.576億)の実現を目指すと言う。
一方、日本投資家のために設けられたインド初の国別投資促進地域『New Industrial Complex Majrakath』の総面積1167エーカーで、日本企業14社(大部分が製造業)が入居する予定。別に8社が101エーカーの土地の割当を希望していると言う。
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