2008-07-07 ArtNo.41179
◆主要自動車メーカー5社の6月の販売台数8%アップ
【ニューデリー】自動車メーカー大手5社、Maruti Suzuki/Hyundai Motors/Mahindra & Mahindra (M&M)/Tata Motors/Honda Sielの6月の乗用車合計販売台数は、自動車各社の値上げ、大型車に対する消費税率アップ、インフレの高進と悪条件が重なったにも関わらず、16万台をマーク、昨年同月の14万8000台に比べ8%増加した。
ビジネス・スタンダードが7月2日伝えたところによると、Maruti suzukiの6月の販売台数(輸出4836台を含む)は昨年同月の5万9917台から6万1247台に2%、Hyundaiは同2万7653台から4万182台(輸出1万8301台を含む)に45.3%、Honda Sielは同4503台から4748台に5%、M&Mは同1万7807台から1万9371台に8.2%、それぞれ増加した。しかしTata Motorsのそれは同5万6066台から5万4525台に1%下降した。Tata Motorsを含めなければ、他の4社の伸び率は15%に達した。
Maruti suzukiの場合、DzireとSX4を含むA3セグメントの販売台数が、1万5000ルピーの値上げに関わらず48%の伸びを見た。しかしMaruti 800の販売台数は6214台と13%減少、Alto、Swift、Zen、Wagon Rを含むA2セグメントの販売台数の伸びは0.3%にとどまった。
Hyundaiの場合、AccentとVernaを含むA3の販売が前年同月の3983台から6272台に57%アップ、Santro、I10、Getzから成る小型車販売も前年同月比44%増の3万4000台を記録したが、A5セグメントSonataの販売台数は前年同月の67台から47台に減少、SUV-Tucsonの販売台数も21台から僅か4台に後退した。
Honda Sielは第8世代のAccordやCivicハイブリッド・バージョンの発売を梃子に売上げを伸ばし、City2507台、Civic1104台、Accord843台、CRV294台を販売した。
Tata MotorsのフラッグシップIndicaの6月の販売台数は前年同月比26%減の2万5676台にとどまったものの、大型車Indigoの販売台数は同81%増の1万3052台を記録した。
アナリストらは、6月のパフォーマンスは概してノーマルで、小型車の売れ行き不 Uは金利の上昇とブランドバリューの減退が原因と指摘した。
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