2008-07-02 ArtNo.41167
◆AP州、ラス・アル・ハイマ投資局の工業区開発計画承認
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州政府は6月30日に催した閣議の席上、アラブ首長国連邦のラス・アル・ハイマ投資局(RAKIA:Ras Al Khaimah Investment Authority)が、Guntur県Vadarevu港とPrakasam県Nizampatnam港を結ぶ全長26キロの地域に工業地帯(industrial zone)を開発する計画を承認した。
インディアン・エクスプレスが7月1日報じたところによると、RAKIAは、地元パートナー、Matrix Enport Holdings Private Ltd(MEHPL)と51:49の合弁会社Vanpic Ports Pvt Ltd(VPPL)を設け、同社を通じて『Vadarevu and Nizampatnam Ports and Industrial Corridor (VANPIC)』と命名される予定の工業区を開発する。州政府はVadarevu港とNizamapatnam港に隣接した各2000エーカーの土地を33年契約でリースする。同リース期限は11年づつ2度にわたり、したがって合計22年延長できる。州政府はこの他、道路、水/電力供給等、インフラの整備を引き受ける。州政府またGangavaram港の例に倣って、警察署を設け、安全面の責任も負う。
両パートナーは州政府に対して、発電所/工業団地/港湾/造船所等の建設用におよそ2万2000エーカーの土地を別途供給するよう求めている。
消息筋によれば、当該地域には政府所有地が少ないため、州政府は私有地を買い上げ、供給する必要があると言う。
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