2008-06-25 ArtNo.41150
◆Sentini社、AP州にコーン製エタノール工場建設
【ハイデラバード】Sentini Bioproducts Pvt Ltd(SBPL)はアンドラプラデシュ州Krishna県Gandepalli村に130クロー(US$3044万)を投じ、トウモロコシを原料に年間4万5000キ 香Eリットルのエタノールと工業用アルコールを製造する工場を設けた。
インディアン・エクスプレスが6月24日報じたところによると、年商450クロー(US$1.05億)のSentiniグループに属するSBPLは同プロジェクトを通じ直接に350人、間接に1000人に就業機会を提供する。
カナダ企業Cemcorp Ltdとマハラシュトラ州Puneを拠点にする同社パートナーKBK Chem-Engineering Private Ltd、そして米国企業Corn Plus等から技術や経験、ノーハウの提供を受ける。Gandepalli村周辺はトウモロコシ(corn)の産地で、モロコシ(jowar)、キビ等の他の雑穀も豊富に産する。工場は破損した穀類のクズも原料として使用できる設計になっている。
工場はエタノール以外に副産物として二酸化炭素、穀物乾留物および乾留液(dry distilled grain with solubles)を生産する。エタノールはガソリンの添加物、二酸化炭素は炭酸飲料/工業用ガス/ドライアイスの原料、穀物乾留物/乾留液は飼料原料として用いられる。
SBPLはさらに89クロー(US$2084万)を追加投資し、製造能力を拡張することも計画しており、同拡張計画は2010年までに完成すると言う。
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