SEAnews 2008-06-25 ArtNo.41146

【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点の太陽光電池(PV:photovoltaic)モジュール製造会社Solar Semiconductor Private Limited(SSPL)は今年末までにPVモジュール製造能力を現在の70MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)から3倍の220MWに拡張する。
ビジネス・スタンダードとザ・ヒンドゥーが6月19／20日報じたところによると、このほどドイツ企業TUV RheinlandからISO:9001認定証を受領したSSPLのNava Akkineni上級副社長は18日催された認定証受領記念記者会見の席上、以上の計画を明らかにした。
それによると、目下2つのソーラ・パネル製造施設を有するSSPLは、ハイデラバーhのFab Cityに1万3000平方フィートの第3工場を設ける。ファブシティー内の製造施設がフル稼働した段階でアルミニウム及びガラス強化材の製造施設も増設する。向こう4－5年間に約11億米ドルを投じ、設備能力を1GW(ｷﾞｶﾞﾜｯﾄ)まで拡大する。米国と欧州の市場に接近する上からインドにおける拡張計画が一段落したら、メキシコにも製造施設を設ける。SSPLは向こう2－3年内に納入する15億～20億米ドルの注文を確保していると言う。
TUV Rheinland India LimitedのEric Ruhle重役(MD)によると、認定証付きPVパネルのみが送電網に接続できる。SSPL工場には国際基準に基づく厳格な点検を加えると言う。