2008-06-18 ArtNo.41124
◆Videocon、西ベンガルIT/ソーラ事業にUS$18億投資
【コルカタ】Videocon Industries Ltd(VIL)のVenugopal Dhoot会長は12日、西ベンガル州における情報技術(IT)及び太陽光発電事業に8000クロー(US$18.74億)を投資すると発表した。同社は昨年10月には同州Burdwan県Asansol-Durgapur地区に1万5000クロー(US$35.13億)を投じて年産300万トンの鉄鋼プラントを設ける計画を発表しており、今回の投資はこれに追加される。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが6月13日報じたところによると、Dhoot会長はこの日、西ベンガル州のBuddhadeb Bhattacharjee首席大臣と会談後記者会見し、以上の計画を明らかにした。
それによると、同州北部のSiliguriとKolkata市北部のKalyaniに各3000クロー(US$7.03億)を投じて2つのナレッジ・パークを開発する。Siliguriには別に500クロー(US$1.17億)を投じてIT特別経済区(SEZ)を、コルカタ市内に1000クロー(US$2.34億)を投じITパークを、BankuraかPuruliaの何れかに500クローを投じてソーラ・パワー施設をそれぞれ設ける。
SiliguriのIT SEZには音声ベースのBPO施設とITサービス施設が設けられ、グループ内部の需要に応じる。第1期計画の下、来年3月末までに500人が雇用される予定だ。
鉄鋼プラントは今年の祝祭日シーズンが到来するまでに着工される。必要な4000エーカーの用地は農民から直接買い取る計画で、既に着手している。原料の鉄鉱石はキャプティブ鉱山からの供給と市場における買い付けで賄う。目下石炭鉱区の割当を待っていると言う。
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