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2008-06-18 ArtNo.41120
◆インド航空産業、便数/路線の削減検討
【ニューデリー/ムンバイ】インド航空産業は航空燃料の高騰や航空運賃上昇に伴う旅客の減少に対応するため、便数と運航路線の削減を検討している。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月15/16/17日伝えたところによると、KingfisherのVijay Mallya氏、Jet AirwaysのNaresh Goyal氏、GoAirのJeh Wadia氏、SpiceJetのSiddhanta Sharma重役(CEO)を含むインド航空会社連盟(FIA:Federation of Indian Airlines)のメンバーは13日会合し、便数/路線の削減を含む現状打開策を協議した。
国内線運航会社は燃料コストの上昇と旅客運賃収入の減少から毎日平均24クロー(US$562万)の損失を被り、中央・地方政府に航空燃料に対する諸税の引き下げを求めている。
民間航空省の統計によれば、航空燃料価格は2004年の1リッター21ルピーから現在の70ルピーに上昇したのに対して、平均航空旅客運賃は2004年の6050ルピーから2007年の3950ルピーに下降した。
インドの航空燃料価格は世界的に最も高水準だが、州政府が課す4~35%の販売税がその主因になっている。民間航空省は16日に催された全国州政府財務部長会議の席上、航空燃料に対する販売税率引き下げを提案したが、州政府は同提案に対する態度を保留したばかりでなく、一旦販売税率を28.5%から4%に引き下げたケララ州までが、「航空会社は税引き下げの利益を約束通り消費者に還元していない」とし、税率を20%まで再引き上げする可能性を示唆した。アンドラプラデシュ州/マハラシュトラ州/ラジャスタン州も税率を4%に引き下げているが、ケララ州に同調する可能性が予想される。ケララ州のThomas Isaac財務部長は、「全ての州は航空燃料に共通の税率を課すことに同意した。その水準は明らかに12.5%以上だが、ケララ州としては他州も20%にすることに同意するかどうか見極める必要がある」と語った。
Air IndiaのV Thulasidas前会長兼MDによると、インド航空産業はオーバー・キャパシティーに直面しており、一部の路線を廃止する必要がある。それは決して国内路線にとどまらず、国際路線についても同様の措置をとる必要があると言う。
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