2008-06-11 ArtNo.41097
◆ムンバイ地下鉄第2路線を公共民間協力方式により建設
【ムンバイ】マハラシュトラ州政府はMumbai市東郊外MankhurdからBandraを経由して西郊外Kandivali地区Charkopを結ぶムンバイ地下鉄第二路線『Charkop-Bandra-Mankhurd Metro Rail line』を公共民間協力(PPP:public-private partnership)方式により建設する方針を決めた。
エコノミック・タイムズが6月6日報じたところによると、州政府のRatnakar Gaikwad都市評議委員(Metropolitan Commissioner)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、デリー地下鉄に倣ってMumbai Metro Rail Corporationを設立した後、PPP方式の採用を決めた。
一方、中央政府のJaipal Reddy都市開発相は4日、中央政府がムンバイ地下鉄第二路線計画に4500クロー(US$10.54億)の『VGF:viability gap funding(実行能力不足補填融資)』を行うことを認めたと語った。
これ以前に州政府は、膨大なVGFを要することから、PPP方式は採用せず、州政府独自のプロジェクトとして実行する方針を決めていた。ムンバイ地下鉄第1路線はReliance Energy Limitedを中核とするMumbai Metro One Pvt LimitedがPPP方式により既に建設を進めている。マハラシュトラ州政府はムンバイ市内に合計9路線の地下鉄を建設することを計画している。
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