SEAnews 2008-06-09 ArtNo.41084

【ブーバネスワル】オリッサ州のNaveen Patnaik首席大臣を長とするハイレベル認証委員会(HLCA:high-level clearance authority)は6月3日、造修船プロジェクトや石油・化学・石油化学投資地域(PCPIR:Petroleum, Chemicals and Petrochemicals Investment Region－別項参照)プロジェクトを含む合計10件の大型投資計画を承認した。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが6月3／4日、オリッサ州政府のAjit Kumar Tripathy総務次長の記者会見の発言を引用し伝えたところによると、Apeejay Shipping Limited(ASL)は2200クロー(US$5.15億)を投じBhadrak県Dhamara港の1050エーカーの土地に造修船施設を設ける。プロジェクトは用地が確保された後5年で完成、直接に1万1300人、間接に4万人に就業機会を提供する。
この他、Bhushan Energy Ltdの2000MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)、Monnet Ispat & Energy LtdとVisa Power Ltdの各1000MWの火力発電プロジェクト、Essar Steelの年産600万トンの高炉ベースの製鋼施設(当初の海綿鉄を用いた年産400万トンの製鋼プロジェクトをグレードアップ)と年産800万トンの鉄鉱石選鉱施設、Welspun Power & Steelの年産500万トンの選鉱施設と年産300万トンのペレット製造施設、SMC Power Generation Ltd／MSP Metaliks／Bhushan Steelsの拡張計画が承認された。しかしJindal Photo Limitedが提出した1000MWの発電プロジェクトの2000MWへの拡張申請は棄却された。