2008-06-04 ArtNo.41079
◆Chaithanya Paints、年産能力を2倍に拡張
【コーチ】ケララ州Kochi拠点の小規模塗料会社Chaithanya Paints Pte Ltd(CPPL)は高級装飾用塗料の需要が拡大する中、年産能力を2倍の40万トンに拡張する方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月30日報じたところによると、CPPLのL.R. Potti取締役はこのほど記者会見し、以上の計画を発表した。それによると、CPPLは、外装用装飾塗料/内装用塗料/ジステンパー/外装用セメント下塗り/天井用白色塗料等の高級品を手がける装飾用塗料部門を新設した。1986年にセメント用塗料『Dukecem』を発売して以来、20年にわたり市場のフロントラナーを務めて来た同社は、近く工業用塗料とエアマルジョン・ペイント新製品を発売する。工業用塗料の試験生産は既に開始しており、商業生産も間もなくスタートする。
ケララ州の1000クロー(US$2.34億)の塗料市場における小企業(SSI)部門のシェアは15~20%で、全国平均の40%を下回っている。州内の工業部門そのものの規模が小さいことからケララ州における工業用塗料の消費量も他州に比べ少ない。
30種類以上の塗料製品を有するCPPLは市場における知名度の向上にも努めている。現在、ケララ州の他、タミールナド州とカルナタカ州でもその製品を販売、マハラシュトラ州からも引き合いを得ていると言う。
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