【ニューデリー】公共投資局(PIB)が5月30日に西ベンガル州KolkataにおけるNetaji Subhash Chandra Bose International Airport近代化計画を承認したことから、同プロジェクトが2ヶ月以内にも着工されるものと予想されている。
インディアン・エクスプレスが5月31日伝えたところによると、これはインド空港局(AAI:Airports Authority of India)が手がける初の主要空港近代化計画になる。AAIはタミールナド州Chennaiの空港近代化計画も同様に引き受ける見通しだ。これ以前にはDelhiとMumbaiにおける空港近代化計画が民間の手に委ねられたが、コルカタとチェンナイ空港の近代化計画は左派政党の反対で、公共民間協力(PPP:public-private partnership)方式が採用できず、大幅に遅延していた。
西ベンガル州のBuddhadeb Bhattacharjee首席大臣とManmohan Singh首相もこの日(5月30日)同問題を話し合ったもようで、PIBの認可に続き、閣議承認も間もなく得られる見通しだ。民間航空省のステートメントによれば、2ヶ月以内の着工が目指されている。
AAIの当初計画では5月30日に入札をオープン、6月16日に着工する予定だった。AAIは空港ターミナルの設計入札を既に募集しており、Aeroport du Paris Internationaleと香港のRMJMを含む企業がプロジェクトのコンサルタントを務めることを認めている。