2008-06-02 ArtNo.41063
◆豊田合成、ラジャスタン州に自動車安全製品工場建設
【ニューデリー】Toyoda Gosei India Pvt Ltd (TGIPL)は45クロー(US$1054万)を投じラジャスタン州Neemranaにハンドルやエアバッグ・モジュール等の安全装置製造工場を建設、インド国内の自動車産業に供給する。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月28/29日報じたところによると、TGIPLは27日、インド駐在の堂道秀明特命全権大使の立ち会いの下、新工場の起工式を催した。豊田合成の松浦剛社長が席上かたったところによると、ラジャスタン州工業開発投資公社(RIICO:Rajasthan State Industrial Development and Investment Corporation Ltd)から割り当てられた8万平米の用地に建設される新工場は2009年4月に操業を開始する。インド北部の自動車工業地帯に近接し、道路網、電力設備、労働力に恵まれたラジャスタン州は、戦略的立地条件を備えている。
RIICOのKuldeep Ranka重役(MD)によると、ラジャスタン州には、Ashok Leyland/Eicher/Hero Honda/Honda Siel Cars India Ltd (HSCIL)等の自動車大手がプレゼンスを築いており、Caparo Fasteners/Climate System/Federal Mogul-Goetze/Hi-Tech Gear/Amtek India/ Balkrishan Tyres/Continental Engines等約70社の自動車部品メーカーも拠点を設けている。
RIICOは昨年日本貿易振興会(JETRO)と、Neemrana工業団地を日本企業、取り分け中規模な自動車部品メーカーのために提供することで合意、関係覚書を交換した。同取り決めの下、RIICOは昨年5月、HSCILに第2工場建設用地を提供したと言う。
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