2008-06-02 ArtNo.41060
◆Tata Steel、2つの大型鉱業探査ライセンス取得
【ムンバイ】Tata Steel Ltd(TSL)は最近鉱業省から2件の大型鉱業許可(mineral concession approvals)を取得した。1つはジャールカンド州における鉄鉱石探査ライセンス(prospecting licence)、もう1つはマニプル州におけるクロム鉱探査ライセンス。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが5月27/28日伝えたところによると、4月16日に取得したジャールカンド州における探査ライセンスは1808haの地域をカーバー、4月24日に取得したマニプル州におけるそれは55.445平方キロをカバーしている。
TSLオフィシャルによると、同社は探査活動と埋蔵資源の評価を完了した後、鉱業省に鉱業リースを申請する。探査ライセンスを得たからと言って自動的に鉱業リースが認められる訳でなく、当局は他の企業にも同時に探査ライセンスを発行できる。とは言え既に探査ライセンスを取得したことから、ある種の優先権を手にしたことになると言う。
TSLは現在、グループが必要とする鉄鉱石の全量を、ジャールカンド州のキャプティブ鉱山からの供給で賄っている。
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