2008-05-26 ArtNo.41042
◆Bajaj/ルノーの商用車合弁、未だ妥結に至らず
【ムンバイ】地場二輪車メーカーBajaj Auto Ltd(BAL)とフランスの自動車大手Renaultの軽トラック合弁製造交渉は、まだ如何なる合意にも達していない。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月23日報じたところによると、BALのRajiv Bajaj重役(MD)は23日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、BALは軽トラック製造事業で他社と提携する用意があるが、オプションとしてBAL独自の軽トラックを製造することが前提。仮にルノーがBALと提携することを望まないなら、BALは独自にプロジェクトを進める。BALとルノー/日産の乗用車合弁は、BALが商用車製造事業で他社と提携するのを排除するものではない。しかしもし提携するとすれば、それはルノーと言う。
BAL/ルノー/日産が合弁で製造するULCと言うコードネームが付けられた小型乗用車は、ガソリン1リットルで30キロを走行、1キロ当たりの二酸化炭素排出量は100グラムに抑制される。
BALの125cc以上のモーターサイクルの国内市場シェアは2006-07年の43%から2007-08年の49%に拡大した。今会計年度も125ccカテゴリーの4モデルを発売する。最初のモデルは8月に、最後のモデルも年末までには発売する。高金利が続く中、今会計年度の販売も低調が予想され、売上げの横ばいも覚悟していると言う。
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