2008-05-26 ArtNo.41040
◆Reliance Power、MP州に新たなメガ発電所建設
【ムンバイ】Anil Dhirubhai Ambani Group(ADAG)傘下のReliance Power Ltd(RPL)はマドヤプラデシュ州Sasanの4000MW(メガワット)ウルトラ・メガ発電プロジェクト請負契約を獲得したのもつかの間、同州に1万8000クロー(US$42.15億)を投じ3910MWの別のメガ石炭火力発電所を建設する計画に着手した。
インディアン・エクスプレスが5月23日伝えたところによると、これは向こう10~12年間に2万8500MWの発電能力を備える計画の一環で、負債/自己資本比率は80:30。借入の内訳は、8900クロー(US$20.84億)が対外商業借款、6000クロー(US$14.05億)がルピー建てローン。残りは自己資本。
各600MWの発電ユニット6基が据え付けられる。RPLは国内や中国を含む様々なメーカーから発電設備を購入するオプションを検討している。
RPLは既に州政府と関係協定を結んでいる。Madhya Pradesh Power Corporation (MPPC)は1ユニット当たり2.34ルピーで1200MWの電力を購入することを書面で回答した。目下、マハラシュトラ州、ハリヤナ州、ムンバイの公益事業会社との交渉を進めており、プロジェクトは公益事業各社との間で電力取引契約が結ばれた後、4年で完成する。RPLはまた1500万トンの石炭供給リンケージの構築に取り組んでいる。
マドヤプラデシュ州政府は用地の買収や水供給面の支援を約束している。1社を超えるバイヤーに電力を売却するため、設備や原料の購入に際して関税優待を享受できる『mega powr project』ステータスも得られる見通しと言う。
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