SEAnews 2008-05-26 ArtNo.41038

【ブーバネスワル】Aditya Birlaグループ(ABG)に属する異なる企業は今後数年間にオリッサ州のアルミ／セメント／電信／小売り／金融、その他の領域に7万5000～8万クロー(US$175.64億-187.35億)を投資する。
ビジネス・スタンダードとザ・ヒンドゥーが5月23日報じたところによると、ABGのKumar Mangalam Birla会長は22日オリッサ州のNaveen Patnaik首席大臣と会見後記者会見し、以上の消息を語った。
それによると、この日は州内における様々な事業の進捗状況を首席大臣に報告した。これらにはRaygada県におけるUtkal Alumina Internationalのアルミナ精錬事業、Hindalco Industriesが1万1000クロー(US$25.76億)を投じKoraput／Sambalpur両県に計画するアルミナ精錬／発電事業、Grasim IndustriesがSundargarh県に計画する年産350万トンのセメント製造事業が含まれる。グループはプロジェクト・サイトにIndustrial Training Institutes(ITI)のキャンパスや医療施設を設けることを約束した。
小売りビジネスに関しては、全国的事業展開計画ﾌ一環として向こう6ヶ月間に州内における事業を開始する。
Utkal Aluminaプロジェクトに対する住民の反対運動に関しては州政府に介入を求めた。グループは住民の社会復帰／再定住パッケージを既に提案しており、新たなパッケージを提案する考えはないが、合理的でさえあるなら如何なる解決策も歓迎する。
州内の港湾事業に投資する可能性に関してオリッサ州政府と協議している。グループ傘下のEssel Miningは当初Chudamaniに港湾を開発する計画を提出したが、州政府は同申請を棄却したと言う。