【ムンバイ】ウルトラ・メガ発電プロジェクト(UMPP:Ultra Mega Power Project)の結節機関を務めるPower Finance Corporation(PFC)はオリッサ州における4000MW(メガワット)UMPプロジェクトの国際入札を近く募集する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月22日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が21日主催した催しの席上、電力省のAnil Razdan次官は以上の消息を語った。それによるとPFCは近くプロジェクト提案書を募集、今年12月末までの着工を目指す。電力省はオリッサ州政府が新たに提案した3カ所の候補地にUMPを設ける可能性も検討していると言う。
一方、プロジェクト・モニター紙が22日伝えたところによれば、中央電力局(CEA:Central Electricity Authority)はオリッサ州Sundargarh県のIB ValleyがUMPP候補地としての条件を満たしていることを認めた。IB ValleyにおけるUMPPの特殊目的会社(SPV:special purpose vehicle)を務めるOrissa Intergerated Power Ltd(OIPL)はこれを受けて、オリッサ州政府エネルギー部に対し、当該候補地を認証する州政府の証明書を発行するよう申請した。OIPLオフィシャルによると、州政府の証明書は間もなく発行される見通しと言う。