2008-05-23 ArtNo.41027
◆仏電力設備会社Areva、US$1.6億投じ3工場設置
【ハ Cデラバード】フランスの電力設備会社Areva傘下のAreva T&D Global(ATDG)は、今年12月5-7日の間に、グジャラート州Vadodaraとタミールナド州Hosur及び同州Padappaiに新たに3工場をオープンする。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月22日報じたところによると、ATDGのKarim Vissandjee重役(CFO)とAreva T&D India(ATDI)のRathin Basu社長はこのほど以上の消息を明らかにした。それによると、3工場への投資額は700クロー(US$1.64億)にのぼる。
Vadodara工場は当初765kv、その後1200kvまでの変圧器を製造、この他、配電用変圧器、中電圧開閉器の製造も手がける。
Hosur工場は当初765kv、その後最大1200kvまでの計器用変成器(instrument transformer)の製造を手がけ、計器用変成器のグローバル研究開発(R&D)センターとしても機能する。
Padappai工場は当初765kv、その後最大1200kvまでの回路遮断機を製造、タミールナド州Kancheepuram県Perungudiの既存工場よりも大きな規模を備える。
インド売上げはAreva T&D売上げの7%前後を占めているが、2012年までに約15%に達する見通しだ。
ATDIは取り分けガス絶縁接続装置(GIS:Gas Insulated Switchgear)の販売に照準を合わせている。同社は2001年以来GISの世界的リーダーで、今後この種の製品の需要が世界的に急増する見通しだ。
Arevaは2008年に専門職1万2000人の新規雇用を予定しているが、内10%をインドで雇用する。これには過去2日間に雇用した200人が含まれる。
2007年12月期年度に2000クロー(US$4.68億)近い売上げを実現したATDIは、2012年までに同売上げを2倍に拡大することを目指している。同社は現在インドに5工場を擁し、3500人を雇用していると言う。
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