2008-05-23 ArtNo.41021
◆モトローラ、BSNL納入契約獲得、入札条件大幅緩和
【ニューデリー】国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)は総額9000万米ドルのGSM移動体通信設備の納入契約をMotorola Incに発注した。BSNLは同設備が増設された後、南部地区の新規契約者2300万の需要に応じることができるようになる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが5月22日伝えたところによると、BSNLは当初赤字経営のモトローラが入札に参加することさえ認めていなかったが、結局、入札条件を緩和し、当該契約をモトローラに発注した。とは言え今回の契約は、BSNLが2003年にモトローラに与えた契約の延長であって、入札条件の緩和と直接関係はないと言う。しかしながら入札条件が緩和された結果、モトローラは今後募集される総額およそ100億米ドル、9300万回線の設備入札にも応札するできることになった。
BSNLは、国内に製造拠点を有する業者にのみ入札を認めると言う条件も撤廃した。この結果、入札業者は実際に契約を獲得した後、製造設備を設ければ良いことになった。大幅に条件が緩和されたことから、希望者は誰でも入札でき、入札前に資格審査で振り落とされる恐れはほとんどなくなった。
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