2008-05-16 ArtNo.41008
◆中央政府禁令でU$56.8億エタノール事業がフイに
【パトゥナ】エタノール製造原料としてサトウキビを用いることを禁じた中央政府の指示により、5件総額1万4000クロー(US$56.84億)の投資プロジェクトととともに、エタノール・ハブを創設しようと言うビハール州の構想もフイになった。
エコノミック・タイムズが5月13日報じたところによると、消費者問題食品公共配給省の2007年サトウキビ統制令修正通達第3条第3項注記は「製糖工場にのみサトウキビ・ジュースから直接エタノールを製造することを認める」と規定している。同通達は昨年12月28日に発効し、ビハール州における上記5件のプロジェクトの実行を不可能にした。
ハリヤナ州政府のサトウキビ産業部から災害担当部長に最近異動したNitish Mishra氏によると、これら5件のプロジェクトの下、ビハール州には15のエタノール工場が設けられるはずだった。プロモーターらはまだ州政府に対して何ら意思表示を行っていないが、プロジェクトが実行不能になったことは明かと言う。
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